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2018
07.04

種の話を聞きに

Category: 未分類
日曜日、御殿場でパルシステム静岡さん主催の講演会があり、農場主とでかけてきましたよ。

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富士山をぐるりと回って御殿場へ。とても気持ちよいドライブコースなのです。

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講師は印鑰 智哉さん。前回浜松のアースデイで初めてお話をお聞きしたのですが、今回も素晴らしい内容でした。

土がない岩石だった地球に、微生物の力で土壌が作り出され、以来ずっと微生物と植物とは共生関係にあった。

その関係が大きく崩れたのは、第二次世界大戦後のわずか70年あまりのこと。

爆弾や枯れ葉剤を作る技術をそのまま利用して農薬や化学肥料が量産、使用され、共生関係が崩れた結果、土壌はどんどん破壊されてきているそうです。

皆さん、2015年が国連で定められた「国際土壌年」だったってご存知の方いますか???

日本ではほとんど報道されていなかったと思います。

「土を守ろう」という声をあげなければならないほど、どんどん土が無くなってきているそうですよ。

そういえば、砂嵐みたいな感じで、風に土が運び去られていく映像を以前テレビで見たことがあります。

あと、土壌が水分を保てなくなるので、雨でどんどん土が流れ出てしまっているそうですよ。

うーむ、農薬と化学肥料無しでいいですねぇ。


講演は、土の話から世界の種子業界の話へ、そして、どのように種が企業の所有物として独占されつつあるのか、という核心に迫っていきました。

今や種は、、、

企業の所有物。

「生命」である種に、特許が認められる時代ですからね。

ちょっと想像してみましょう。

「聞いて聞いて!ぼくたちね、大豆の遺伝子に、植物でも何でもないバクテリアの遺伝子をチクっと挿入してみたの!

この種蒔くとね、ガンガン農薬ぶっかけても大豆枯れないんだよ〜。すごいでしょ〜。草採らなくていいんだよ〜。

ラクでしょ〜。 これって新しいでしょ。ぼくたちが作ったんだから、ぼくたちに特許ちょうだい」

「へー、そうなんだ。新しいね、君たちの発明だね。特許ね、いいよー」


こんな感じ!?!?

単純に、全く別の生物の遺伝子が挿入された食品を、食品として食べたくないなぁ。

そして、そんなに農薬ガンガンかぶったものも食べたくないなぁ。


さらに、この遺伝子組み換えよりもコワいんじゃないかっていうゲノム編集っていう技術があるわけですが、今ニッポンは国をあげて「YES!! 遺伝子組み換え!YES!! ゲノム編集!!」なわけです。

国としてそっちに行ってしまうなら、我々はそれにはYES!!とは言わず、ただ地道に「いのちを繋ぐことができるたね」を守り続けます。だってね、組み換えも編集も、それによって作り出された植物のいのちを繋ぐことはできないんですもの。


あ、ずいぶん脱線しました。

講演内容に戻りまして。

化学会社が作っているF1のお米っていうのがありますが、牛丼屋さんとかコンビニのおにぎりで使われています。

そのお米作るのって、農家さんが種籾を化学会社から買うんではないんです。なんとね、「ライセンス契約」なんです!

ITの世界だとよくライセンス契約って聞くけど、お米作るのにライセンス契約って?

契約書のイメージのスライドです↓

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お米を作る契約なんだけど、お米が「本製品」ってなってるところに着目!

すごいね。まるで工業製品だね。

この契約、化学会社が指定した農薬と化学肥料をセットで使わないといけません。使用量も定められています。

違反すると訴えられます。できたお米は、勝手に売ってはいけません。違反すると訴えられます。
種籾も残してはいけません。(というかF1だけど)違反すると訴えられます。

その他にも縛りがあったような気がしますが忘れました。

しかし、化学会社からしたら種だけじゃなくて農薬も化学肥料もセットで売れる良いシステムですねぇ。

そのためにF1米の開発をしたんでしょうかね。でも、農薬と化学肥料入れ続けてると更に土が破壊されていきますけど、そのへんはどうなんでしょうか。化学会社さんの考えを聞いてみたいですね。


アキコ

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