2014
06.06

種取り物語 日本ほうれんそう

Category: 未分類
昨日畑から、種取り用の日本ほうれんそうの雌株を取ってきました。
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ほうれん草はオスとメスが分かれてるんですよ
だから、種をつけるのはメスの株だけ。オスの株は花粉を飛ばす役割なので、種はつけません。

日本ほうれんそうの種取り、結構大変なのであります。
ちょっとアップに。
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よくわかりませんねじゃ、種をバラしたのを。
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トゲットゲです。これねー、指に刺さって痛いんですよ。
でも、これは絶対に種取りしたいものの1つなので、頑張って取ります。

なんで絶対取りたいのかっていうと。

1つには、日本ほうれん草はおいしいから

ほうれん草に東洋種と西洋種があるのはご存知ですか?
スーパーで売られてるのはほとんど西洋種だと思いますが、日本ほうれん草は東洋種。
根っこが赤くて、やわらかくておいしい!けど、春にまくととうだちしてしまってうまく育ちません。
西洋種は春でも秋でもまけるから、手軽ではあります。でも少し固めでアクが強めね。
あ、ちなみに西洋種の種はトゲがないそうですよ。

2つめの理由。土の酸性度が高めのHarmonia畑でもしっかり育った株だから。

ほうれん草は酸性を嫌うので、どこの農家さんでも石灰などを入れてph調整してから種をまきますが、Harmoniaは、ph調整は何と、畑に生えてるスギナ君にお願いしています
スギナから漢方薬作られたりもするけど、畑ではすごい嫌われ者ですよね。だけど、スギナはその体内にたくさんのミネラルを蓄えていて、特にカルシウムがすっごく豊富。だから、生えていたスギナが朽ちて分解されて土に戻ると、酸性に傾いていた土壌が中和される、というわけです 
素晴らしい自然のシステムただ難点は時間がかかる

これは、去年の秋にまいたほうれん草なのです。冬が旬のほうれん草って甘くておいしいから、たくさん作りたかったのですが、ちぃとも大きくならなかった 買った種(もともとが肥料をたくさんもらって育った株から取った種)だから、無肥料ではキツかったのと、酸性土壌のせいというのが大きいと思います。そんななかでも、スックと育ってくれた株がいくつかあったので、無事に冬を越してくれたそいつらから種をいただく、と。

これで今年の冬こそはおいしいほうれん草が食べられるはず!?(←?がついているのは若干の不安から

タネを買って肥料入れればスグの話なのですが、なんかね、生命力に満ちあふれた野菜を作りたいいのちを継げる野菜を作りたいしかもおいしい野菜を いろんないのちが調和して生きている場所で そんな野菜を食べてもらいたい そんなウザいぐらいの私たちのこだわりが、こんな時間かけて手間ひまかけてやる農業につながっているわけです。

ねー、会長

あれ?

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寝とるがな

だって長いのよ話が
そんな話誰も興味ないわよ。肥料入れて量作ってガンガン売りなさいよ

そうですねぇ。。
もし、Harmoniaの野菜セット買ってくださった方のなかで、こだわり部分もいいんだけど、うちはどっちかというと日常野菜を毎週/隔週欲しいわ〜、という方がいらっしゃったら、どうか遠慮なくご連絡くださいね。
そのご要望に応えられる地元の有機農家の仲間を紹介しますから

うん、月イチでいいからさ、できるの待ってるからさぁ、という、気の長い奇特な方々
ありがとう&よろしくなのであります

AKIKO

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コメント
そんなに大変なんだ。。。種取り!
痛そうだね〜棘!でも、ほうれん草って美味しいもんね〜♡
私は月一気長に待ってます!
敦子dot 2014.06.06 19:45 | 編集
> あっちゃん
ありがとう!!
種取り、ネギや玉ねぎなどは丸2年かかるそうだよ!
そこまでの根性は。。。
AKIKO
ハーモニアdot 2014.06.06 22:18 | 編集
本当に 手間暇愛情をかけまくって育てているのね。
これからの日本の農業界のお手本になると思います!

私も月イチの本物野菜を 楽しみにしています。
Chimrydot 2014.06.07 12:33 | 編集
> チムリー
はい!かけまくりです。笑
決してお手本にはなりませんが、
これからも堂々と極少数派で
い続けたいと思います。
AKIKO
ハーモニアdot 2014.06.07 23:19 | 編集
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