2015
01.27

たねの話

Category: 未分類
去年知人が家庭菜園で作った「とうがん」をいくつかいただいていたのですが、おいしくて形も大きさもよかったし日持ちもしたので、種取りして育てようかな?と思い、一応種をキープしておきました。
今年になって、その知人に会ったので、「あのとうがんの品種は何〜?」と聞いてみたら。

「サカタの交配種って書いてあったよ」

「そっかぁ、F1かぁ。じゃダメだな〜」

「F1ってなぁにぃ」

知人は、野菜は作るけれど種の話は「????」だったようです。

このブログでも、気軽にF1とか在来とか書いているけど、やっぱり「????」って方がいるでしょうから、超ザックリとお知らせしておきますね。いいですか、超ゆるいですから、真剣に知りたい人は別途調べてくださいね


まず。

Farm Harmoniaで作っている野菜は、固定種、在来種です

在来種は、昔から世代を超えて受け継がれている種類ね

いちおう位置関係としてはこんな感じ。

012715.jpg

固定種のなかに在来種が含まれるのです。

固定種って、性質が固定化されている種、っていうことなので、各育苗会社さんで交配と選抜を繰り返してある程度揃いがよくなったものってのが入るのです。

家庭菜園やられる方なら、たまに種の袋に「タキイ育成」とか「サカタ育成」とか書いてあるのありますよね、その「育成」って文字が、”おいらたちが選抜して固定化した種類の種だよ”っていうことなんです。


お次〜。F1です。

012715a.jpg

固定種に対して交配種。
F1 とは、1st filial generationの略で、雑種第1代。一代交配。タネ袋には「○○交配」って書かれてます。

親のすぐれた性質がうまく出現するようにかけあわせたものですね。
たとえば「たくさん取れる」品種と「病気に強い」品種をかけあわせて、たくさん取れて病気に強いのを作る。

大手種苗会社のカタログに載っている種は、90%以上がF1です ものすごい交配合戦。
今年のカタログ見ていたら、キュウリの極小化とピーマンの巨大化に目を奪われましたね。

開発の主眼には、収量と耐病性のほか、「輸送に耐える」「規格の箱にきちんとおさまる」なんてのも含まれますよ。昔は味は完全度外視だったけど、最近のF1は味も追求してるみたいですね。


じゃぁF1でいいじゃん、ってことになりますよね。


なのですが。

F1の種をまいて、できた野菜から種をとってまくと、バラバラの性質のものができてしまうんですよね

種のいのちのリレーができないのはちょっと困ります

まぁ、そのバラバラの中からいいものを選んで、種をとってまいて、選んで、種をとって、まいて、選んで、種をとって、、、と繰り返していくと、5〜6年ぐらいで固定化できますからね、根気と気合いと、そこまでして固定化したい!というその野菜に対する愛情があればできますわねぇ〜。そこまで思わせるF1野菜に出会えたら考えます。

でもね、F1って、

肥料を入れないと育たない、 のです。

やはりポリシーに合わない。。。今のところはご縁がないようで。


そうそう、ちょっと切り口は別になるけど「遺伝子組み換えの種」ってのもありますね。
これはまた日を改めて。

akiko
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